こんばんは。
山崎 響です。
今回も創作短編。
一枚の写真やイラストから勝手にストーリーを作る遊びをしました。
今は夏ですが、
真冬設定です。
イラストも雪がちらついてますしね。
私にも高校時代あったなぁ~とか、
上京したなぁ~とか、
色々思い出はありますが、
この年頃のこの時期というのは、
長い人生でも特殊な時なのかもしれないなぁ。
なんてこの年になってしみじみ思ったりもします。
今宵もお付き合い下されば幸いです。
タイトル 『白い息、白い心』
山崎 響です。
今回も創作短編。
一枚の写真やイラストから勝手にストーリーを作る遊びをしました。
今は夏ですが、
真冬設定です。
イラストも雪がちらついてますしね。
私にも高校時代あったなぁ~とか、
上京したなぁ~とか、
色々思い出はありますが、
この年頃のこの時期というのは、
長い人生でも特殊な時なのかもしれないなぁ。
なんてこの年になってしみじみ思ったりもします。
今宵もお付き合い下されば幸いです。
タイトル 『白い息、白い心』
朝、
一服しに屋上に行くと
あいつが居た。
「朝っぱらからさぼりかよ」
「いいじゃん。別に。あんたもでしょ。どーせ」
「お前、大学は?」
「あぁ~、どうしようかな」
「行けよ。東京」
「んー」
「もったいねぇよ。お前」
「んー」
「せっかく推薦で行けるんだし。超頭いい奴じゃねぇと行けねぇんだろ?そこ」
「まぁねぇ・・・」
「普通に考えて、行くだろ」
「じゃあ、私は普通じゃないっつーことで。あ、煙草ちょーだい」
「持ってねぇの?」
「持ってるよ」
「じゃあ自分の」
「一本ちょーだい。いいから」
「メンソールじゃねぇよ俺の」
「いいよ。今、メンソールって感じじゃないから。寒いし」
「あっそう。どうすんだよ。で」
「ふーっ。決めてない」
「決めてないって、そろそろヤバくねぇか」
「東京かぁ」
「いいじゃん。東京」
「興味わかないなぁー。なんか」
「なんでだよ」
「ここ。気に入ってるんだよね。あたし」
「何もねぇじゃん。ここ」
「何も無いんだけどねぇ~。本当に」
「何かあるとしたら」
「あるとしたら?」
「あー、あぁ・・・そうか」
「なに?」
「面倒くせぇなぁ。こういう感じ」
「そういう感じなのよ。あたしも」
「雪降ってきたな。寒ぃはずだわ」
「寒いね。たしかに」
「お前、居なくなるのかぁ」
「どーだろうねぇ」
「もっと寒くなんのかなぁ。そしたら」
「どーだろうねぇ」
「寒いの、嫌いなんだよ俺」
「あたしだって嫌いよ。寒いのは」
「そっか」
「・・・そうよ」
おしまい
いかがでしたか?
甘酸っぺぇー!
ってなりましたか?
私はなりました笑
ではまた。
「・・・そうよ」
おしまい
いかがでしたか?
甘酸っぺぇー!
ってなりましたか?
私はなりました笑
ではまた。